ウリン材（ハードウッド）

【ウリン材について】
　ウリン材はインドネシア、マレーシアなど東南アジアの海岸に広く分布するウリンと呼ばれる樹木から採取される高級な木材です。 その硬さと重さから、ハードウッド、アイアンウッドとも呼ばれます。
　耐久性や耐候性が良く、腐敗や害虫に強い特性を持つため「100年腐らない木」とも称されています。

【ウリン材の特徴】
耐久性
　ウリン材は緻密な構造を持っており、非常に硬く重いという特徴があります。また、海水を含め水分に対しても耐久性があります。
耐候性
　ウリン材は、熱帯雨林で自生しているため、高温多湿な環境に適応しています。
虫害に強い
　ウリン材には、天然の抗菌・抗虫成分であるポリフェノールが多く含まれています。また、木自体の硬く緻密な構造も虫を寄せ付けません。

美しい色合い
　ウリン材はポリフェノールに由来する独特の赤褐色をしています。年月の経過とともにポリフェノールが抜けると、銀褐色に変化していきます。
※天然の色合いのため、木材によってばらつきがあります。
※施工から３ヶ月〜半年程度は、雨水によってポリフェノールが溶け出すことにより色落ちします。設置場所や基礎に色移りすることがあります。ブラシや漂白剤を使って洗うことによりほとんど落とすことが可能です。

【ウリン材が使われているところ】
屋外施設
　ウリン材の耐候性や耐久性から、テラスやデッキ、パーゴラなどの屋外施設に最適です。また、港の桟橋や海岸線のデッキ材として多くの公共工事に採用されています。
日用品
　水への耐久性も高いため、柄杓の柄やベンチ、プランターカバーなどにも。

　ウリン材の美しさと耐久性を活かした製品にご興味がありましたら、ぜひ一度ご相談ください。